「野球部出身なら、ゴルフなんて余裕で飛ばせるでしょ?」
そう言われて始めたゴルフ。確かに、止まっているボールをフルスイングして、真っ白な弾道が空に消えていく快感は、野球のジャストミートしたあの瞬間にそっくりでした。
実は、野球で培った下半身やリストの使い方は、ゴルフにおいて「最強の武器」になります。今回は、元球児がゴルフを始めるべき3つの理由を紹介します。
1. ホームランバッターじゃなくてもOK!「芯を食う」快感は全球児共通
野球部だったからって、みんながホームランバッターなわけじゃない。僕も現役時代は、センター前を狙うタイプでした。
でも、ゴルフの良いところは、非力なバッターでも『道具(クラブ)』と『遠心力』が味方してくれること。
バットの芯で捉えた時のあの『手に残る感触』。あれをゴルフのドライバーで再現できた時、現役時代に1本も柵越えを打てなかった僕でも、『あ、今、ホームラン打ったわ』って錯覚できるんです(笑)」
2. なぜ止まっているボールが打てない?野球のクセとの戦い
「動いているボールを打ち返してきた自分たちからすれば、止まっているゴルフボールなんて『絶好のチャンスボール』にしか見えません。そう思っていた時期が僕にもありました。
しかし、いざクラブを握ってスイングしてみると、現実は甘くありません。空振り、チョロ、そして右の林へ消えていく強烈なスライス……。なぜ、あんなに大きなバットで小さな球を打てた野球人が、止まっているボールにこれほど苦戦するのでしょうか?
そこには、野球経験者ならではの『愛すべきクセ』が隠れていました。
• 「前」で打つクセが抜けない
野球はピッチャーが投げてくる球を「前(踏み込んだ足の前)」で捉えますが、ゴルフでそれをやると体が突っ込んでしまい、まともに当たりません。
• 手首を返しすぎる
バットをこねるように振るクセがあると、ゴルフではフェースが開いてしまい、球が面白いほど右へ飛んでいきます(笑)。
• 「反射」で打てないもどかしさ
野球はコンマ数秒の反射で打ちますが、ゴルフは打つまでに考える時間がたっぷりあります。この「間の長さ」に、元球児のメンタルはやられてしまうのです。
でも、この『野球のクセ』をどうゴルフに変換していくか。その試行錯誤こそが、格闘技やパズルを解いているような感覚で、たまらなく面白いんです!」
僕も始めたての時は全く当たりませんでしたが、練習をたくさんすればどんどん上達しますよ!
3. 道具へのこだわりは「野球人」の性?ギアを愛でる楽しさ
「野球をやっていた人なら分かるはずです。新しいグローブを買ってオイルを塗り込んだり、バットのグリップテープを自分好みに巻き直したりした、あのワクワク感を。
実は、ゴルフはこの『道具へのこだわり』が野球以上に深いスポーツなんです。
• グローブのフィット感へのこだわり
野球の手袋と同じように、ゴルフグローブもメーカーによって厚みや質感が全く違います。手に吸い付くような一枚を見つけた時の感動は、まさにあの頃と同じです。
• 自分だけの一本を探す楽しみ
バットを選ぶように、ゴルフクラブ(ドライバーやアイアン)も自分に合った重さや『しなり』を選びます。『このシャフトは、あの頃使っていたミドルバランスのバットに近いな』なんて考えながら選ぶ時間は、至福のひとときです。
• メンテナンスすら楽しい
練習後にクラブを磨き、ヘッドの汚れを落とす。この『道具を大切にする心』は、間違いなく野球部時代に培われたものです。
ゴルフは単なるスポーツではなく、最高の『大人のホビー』。お気に入りのギアを揃えて戦場(コース)へ向かう高揚感は、一度味わうともう戻れません!」
ゴルフも野球と同じで色々なメーカーがギアを出してます。なので、クラブのセッティングも無限大。他の人とセッティングが同じなんてことありません!一つ一つ自分の好みのものを見つけるのもゴルフが楽しくなる理由の一つです。
まとめ:次の打席はグリーンに用意されている
「野球を引退して、あの熱狂や悔しさをどこかに置き忘れてきた元球児のみなさん。
ゴルフは単なる『おじさんのスポーツ』ではありません。野球で培ったパワー、繊細な感覚、そして道具への愛着……。あなたが今まで積み上げてきたものが、すべて最高の形で活かせる場所です。
• ホームランバッターじゃなくても、芯を食えば飛ばせる
• 野球のクセがあるからこそ、修正していく過程が面白い
• 道具にこだわる楽しさは、あの頃のグローブ選びと同じ
バットをクラブに持ち替えるだけで、一生続けられる『新しい部活動』が始まります。
まずは手ぶらで、近くの練習場(打ちっぱなし)へ行ってみませんか?白球が青空へ消えていくあの快感を味わった瞬間、あなたのゴルフ人生がプレイボールします!」


